化学肥料の使用量を減らしました。 2022.06.04 化学合成窒素投入量は慣行栽培の半分以下 能登やまびこのコシヒカリに使用されている化学合成「窒素肥料」の投入量は、慣行栽培(国内に流通する99%以上)の半分以下です。「窒素肥料とはどんな肥料なの?」と思った方は多いのではないでしょうか。窒素とは、空気中に存在する元素で、空気中の約8割を占めています。ちなみに残りの2割は酸素です。もしも窒素がなかったら・・・・植物を育てることができないのです。人間で例えると酸素が無いのと同じですね。 植物の栄養源である葉緑素は窒素で作られます。でも植物は大気中の窒素ガスそのものを直接取り込む事ができないのです。では、植物はどうやって窒素を吸収してるのでしょう?実は、土の中に含まれる窒素を吸収するのです。この原理を利用して作られた「窒素の肥料」は植物の生育に欠かせない肥料なのです。 窒素肥料にはどんな種類があるの? 窒素肥料の中でもいくつか種類があります。 硫安(硫酸アンモニウム) 窒素含有量21%の単肥です。 塩安(塩化アンモニウム) アンモニア態窒素を25%含む複合肥料です。 硝安(硝酸アンモニウム) アンモニア態窒素と硝酸態窒素が同量の肥料です。 尿素 窒素含有量46%の単肥です。 石灰窒素 カルシウムと窒素を含みます。雑草から病害虫に効果があります。 環境に配慮した能登やまびこの農業 植物にとっては窒素は促進する栄養素であり窒素肥料は適切な使い方をすれば植物の生長に良い影響を与えます。 しかし窒素肥料を大量に使う事で、自然界にあまり良くない影響(地球温暖化やオゾン園の破壊の原因)に繋がる可能性があります。 能登やまびこは人と自然が安全に共存する事を考え、化学肥料の使用量を減らしています。化学合成窒素投入量は慣行栽培の半分以下にしており、環境汚染に配慮した農業を持続させる方針をモットーに活動しています。 JA等指針8kg/10a、直売米4kg。 Tweet Share Hatena Pocket RSS Pin it 安全なお米をお届けするために、農薬使用量を減らしました。 じっくり時間をかけて乾燥・調製しました